噛むおやつ
前回まで、少し専門的なお話が続きましたので、今回は少し休憩タイム。
皆さんは、普段どんなおやつを食べられていますか?
普段私達は、自然にものを噛み、飲み込み食事をしていますが、この噛むという行為がとても大切なんです。
多くの人が日常にマスクをするようになった今、水分補給や会話が減り、お口のなかは潤いが減りがちに。
この潤い、唾液には、食べかすや細菌を洗い流したり、ウィルスから身体を守る、抗菌、抗ウィルス作用もあります。
この唾液、簡単に増やすには?
それは、『噛む』ことです。
硬い食材はもちろん、食物繊維の多い野菜など、咀嚼回数(そしゃくかいすう)を増やすことにつながります。
お子さんのおやつなど、ごまなどを取り入れてみてもいいかもしれません。
レーズンやドライフルーツなどもおすすめです。
噛むために、色々と工夫してみてください。
『噛む回数を増やせる食材の一例』
○魚介 煮干し、こんぶ、わかめ干物
○根菜 たけのこ、レンコン、にんじん
○葉物 ほうれん草 小松菜
○果物 りんご、なし
○芋、豆 サツマイモ、大豆、いんげん
○その他 ナッツ、アーモンド、くるみ
ただ注意していただきたのは、よく噛むことは、決して硬いものを強く噛むことではありません。
ガシガシ噛まず、できるだけゆっくり味わいながら噛んでください。