妊婦中の歯科治療って?
こんにちは。4月になり新緑も芽吹いてきましたね!
さて、今回は妊娠中の歯科治療について少しお話しし
たいと思います。
妊娠された方は、市の保健指導などで歯科検診を受け
ましょう。と指導を受けると思います。
ではなぜ妊娠をすると歯科検診を受けた方が良いので
しょうか?
妊娠をすると身体の変化として唾液が粘っこくなりま
す。さらにつわりなどで食事をする回数が増えたり、
歯磨きの際に吐気を催してしまい思うように磨かなか
ったりする事で汚れが普段より溜まりやすくなりま
す。そういった様々な変化によって歯肉炎やう蝕(虫歯)
に罹患する率が高くなります。
とくに近年、母親が中等度から重度の歯周病にかかっ
ていると低体重児の出産率が上がり、喫煙やアルコー
ル摂取よりも大きな影響を及ぼすと言われています。
では、妊娠中の歯科治療は受けても大丈夫なのか?
少し不安はありますよね?
治療を行うにあたり、レントゲン撮影が必要となった
場合は事前にご説明、ご相談させて頂き、撮影する際
は腹部遮蔽カバーをして行いますのでご安心下さい。
歯科医師にしっかりと不安な事は質問し、説明を受けると良いでしょう。
出産後は子育てや家庭の都合でなかなか歯科にかから
れない方もいると思いますが、定期的に歯科にかかる
事で歯周炎や虫歯の早期発見、早期治療ができます。
しっかり磨いていても少しずつ汚れが溜まってきてし
まうので、お口の状態に合わせ3ヶ月から6ヶ月の間隔
で定期検診に来れるのをおすすめします!