口臭と洗口液
マスクが欠かせなくなってしまったこのご時世、そこで気になるのは自分の口臭…その予防効果がある洗口液についてお話したいと思います。
口臭の主体は硫化水素、メチルメルカプタン、ジメチルサルファイドから作られ、口腔内の様々な細菌がこれらの口臭物質を作る力を持っています。
その予防効果があると言われるのが洗口液。
数多くの洗口液が市販で売られていて、どれを使えば効果的なのか迷ってしまいますよね。
ポイントは洗口液に含まれる成分です。それによって効果が変わります。
①塩化亜鉛:直接的に口臭物質の発生を抑制します(製品名:リステリン)
②二酸化塩素:原因となる細菌の殺菌、消臭効果(製品名:プロフレッシュ)
③グルコン酸クロルヘキシジン:原因となる細菌数を減少させます (製品名:バトラー、コンクールF)
また歯ブラシと洗口液を使用する事で口臭の改善が見られるという研究データがあります。
VSC:揮発性硫黄化合物(口臭の主体)
【参考文献 洗口液なるほど活用術より引用】
さらにプラス舌清掃する事が口臭予防に効果的との結果が出ています。歯ブラシだけ…洗口液だけ…だと効果が薄れるが上手く併用して、使い続ける事が大切です。
洗口液は口臭予防だけでなく、殺菌作用、保湿作用、う蝕予防など様々な用途があります。
ドラッグストアなどで目にした時は、ぜひ成分を見て検討してみて下さい。