すっかり朝晩も寒くなり、秋の季節になりましたね。

 

そこで今日は一つ、秋のことわざを紹介します。

 

「一葉落ちて天下の秋を知る」

(いちようおちててんかのあきをしる)

 

このことわざの意味は、わずかな前触れから将来の大きな動きを予想することです。

一枚の葉が落ちたのを見て「秋が来た」と察するように、ほんの少しの変化や兆候から、これから起こる重要な出来事をいち早く見抜くことができる、という意味が込められています。

 

これは、仕事においても大切なスキルですね。

小さなサインや変化を見逃さず、それが何を意味するのかを考えることで、次に取るべき行動を早めに判断できるようになります。

 

例えば、患者さんの反応が少し変わったことに気づいたり、スタッフの1人が少し元気がなかったりと、そういった小さな変化を察知することが、トラブルを未然に防いだり、スタッフ間の士気を保つためのきっかけになることもあるでしょう。

 

ということで「一葉落ちて天下の秋を知る」という姿勢を持って、患者さんや、一緒に働くスタッフへの気配りに配慮していきたいと思います。