まだまだ暑さが続いてていますが、少しずつ、秋めいてきました。
先日スタッフが栗をゆでて持ってきてくれました。皆で美味しく頂いたのですが、
皆さんは、今年は栗は食べられましたか?

茨城県は栽培面積・出荷量とも全国第1位を誇る栗の生産地です(令和4年産)。
栗の歴史はとても古く、縄文時代の遺跡からも多くの栗が出土しているそうです。茨城県では明治30年頃から栽培が始まったとされており、主な産地は、笠間市・かすみがうら市・石岡市などで、他にも県内各地で広く栽培されています。
そのまま茹でて食べてもよし、新米で栗ごはんにすれば季節感もたっぷり。渋皮煮や甘露煮などにすれば、スイーツとしても楽しめる栗。
秋の味覚の代表格、日本一の茨城の栗をぜひご賞味ください。 モンブラン、マロングラッセ美味しいですよね。

栗は品種によって、甘みが強いもの、風味が豊かなもの、加工に向いているものなど特長はさまざまです。
早生(わせ)・中生(なかて)・晩生(おくて)など成熟期も種類によって異なり、9月上旬~10月下旬と収穫時期にばらつきがあります。一般的には、早生は色味がよく加工に向き、中生や晩生は甘みが強いものが多いといわれています。


丹沢たんざわ
早生
果肉の色が鮮やかな黄色のため、甘露煮やペーストなどに適している。
9月上旬~9月中旬

ぽろたん

早生
切れ目を入れて加熱することで渋皮まで剥ける。果肉はホクホクした食感。
9月上旬~9月中旬


人丸ひとまる
早生
小粒だが艶があり、甘み、香りともに良い。焼き栗に適している。
9月中旬~9月下旬


利平りへい
中生
外観が美しく人気がある。甘みが強く、ゆで栗・蒸し栗などに向く。
9月中旬~9月下旬


筑波つくば
中生
中生の代表品種。粉質で甘みが強く、渋皮煮に向いている。
9月下旬~10月上旬


銀寄ぎんよせ
中生
大粒で甘みが強く、風味豊か。渋皮煮などに良い。
9月下旬~10月上旬


石鎚いしづち
晩生
煮崩れが少なく、甘露煮や渋皮煮に適している。
10月上旬~10月中旬


岸根がんね
晩生
大粒で風味がよい。加工にも適している。
10月中旬~10月下旬



笠間の栗🌰

資料参照 茨城を食べよう