少しずつ暖かくなりつつも、急に寒くなったり、3月で雪が降ったり、寒暖差で体調崩されていませんか。

 

今回お話する内容は、酸蝕についてです。

 

う蝕(虫歯)はよく耳にすると思いますが、酸蝕についてご存知でしょうか。

 

酸蝕とは、

普段から口にする飲み物、食べ物の「酸」や身体の中の「胃酸」によって歯が溶ける病気です。

 

う蝕とは、

磨き残しによるプラークに潜む虫歯菌によって歯が溶ける病気です。

 

お口の中の酸性度はpH(ピーエイチ)の数値で表します。

普段のお口の中はpH7.0です。

pH5.5から歯(エナメル質)は溶け始めます。

飲み物に関してみていくと、

馴染みのある飲み物はありましたか?

 

pHが低いからといって、すぐに溶け始める訳ではありません。お口の中が酸性に傾いてる時間が長ければ長いほど酸蝕のリスクが高まります。

 

何も口にしなければ酸性度は戻っていくので、ダラダラ食いをしないようにと言われる理由はここにあります。

 

酸蝕歯の特徴は

歯の先が欠ける、歯の先端が透き通っている、丸み帯びている、深い溝やヘコミがある

など、いくつか特徴があります。とはいえ、自己判断は難しいものです。

 

酸蝕は身近に潜み、生活習慣によっては患う可能性がありますので気をつけて下さいね。