8020運動とは
8020運動とは
皆さんも一度は耳にしたことがありませんか?
“8020”は【はち・まる・にい・まる】と読みます。「8020運動」とは“80歳になっても20本以上自分の歯を保とう”という運動です。
平成元年に厚生省(現・厚生労働省)と 日本歯科医師会が提唱し、 自治体、各種団体、企業、そして広く国民に呼びかけてきました。
なぜ8020という数字なのか
智歯(親知らず)を除く28本の歯のうち、 少なくとも20本以上自分の歯があれば、 ほとんどの食物を噛みくだくことができ、 おいしく食べられるとされています。
この8020運動の達成率は5年に一度行われる「歯科疾患実態調査」において調査されています。
平成28年10月~11月に実施した「歯科疾患実態調査」の結果では、80歳になっても自分の歯が20本以上ある8020を達成した人の割合が、前回調査の40.2%から51.2%に増加していることなどが分かりました。
厚生労働省 平成28年 歯科疾患実態調査 報道用資料より引用
そして今年は「歯科疾患実態調査」が行われる年です。平均寿命や健康寿命が延び、人々の口腔への意識も高くなり前回の調査時よりも多くの人が8020を達成することでしょう。
8020達成には日頃の歯磨きに加えて定期的な歯科検診・歯のクリーニングが必要になりますのでぜひ定期検診にお越しくださいね。