夏休み中の歯磨き習慣
子供たちは夏休みに入りましたね!
勉強から解放された子供たちにとっては最高の時間ですね。
夏休みに入るとつい生活リズムが崩れてしまうことがありますが、崩れてしまうのは生活リズムだけではありません。
実は歯磨き習慣のリズムも崩れやすくなっています!
朝歯磨きをする習慣のひとつとして
『学校へ行く前に歯磨きしなくちゃ!』
という子供たちが多いですよね。
しかし学校がお休みなので
その習慣や意識が無くなってしまうんですね。
それは保護者の方も同じではないでしょうか
夏休み前は
『(学校の)準備は終わった?歯磨きした?』
と声をかけていたのに、夏休みになるとこの声かけも減ってしまって歯磨きの確認が出来ない日が増えていませんか?
朝だけではなく、昼食後も歯磨きをせずに過ごしてしまい夜寝る前まで磨かない…など歯磨き習慣の崩れが目立つのが夏休みです。
歯磨きをしないとお口の中のプラーク(歯垢)はどうなるのでしょうか。
この図のようにどんどんプラーク(歯垢)は増えてしまいます。
歯に付いたプラークは時間とともに増殖し、酸を作り出して歯を溶かしてしまいます。
増えてしまったたくさんのプラーク(歯垢)を落とすにはそれに見合った完璧な歯磨きをしなければなりません。
それは子供たちにとって容易ではありません。
大人にとっても難しい事です。
だからこそ、プラーク(歯垢)が増える前に歯磨きをしなければならないのです!
特に夏休みは、アイスやかき氷、ジュース、スポーツドリンク等の摂取量が増えます。
摂取量が増えるといつもよりもプラーク(歯垢)が増加し、虫歯のリスクが高くなります。
ですので、そのぶんしっかりとした歯磨きの習慣が必須になります。
お子さんにその事を説明し、夏休みのひとつの約束にするのはいかがでしょうか。
それでも歯磨きをしてくれない!という時は、保護者の方も一緒に歯磨きをする事をおすすめします。
子供たちは自分だけでやる事よりも保護者の方と一緒にする事の方が意欲的に取り組んでくれますよね。
歯磨きも同じだと思います。
また、一緒にすることで普段のお子さんの歯の磨き方をチェック出来ます。
夏休み中は保護者の方も忙しく自分の歯磨きが後回しになっていませんか?
一緒に歯磨きをして保護者の方もお口がキレイに保てて一石二鳥ですね!
夏休み中は歯磨き回数が減るのではなく、増える習慣を身に付けましょう!