新年度が始まる4月。

入学・進学・就職・新生活…

息子ももう四年生かー、時のはやさに驚きます。

「一年たつのが早いな、あっという間だったね」

誰もが口にしたことがあるセリフではないでしょうか。

 

年をとるほど時間が早く経つように感じる。言われてみれば何となくそう感じるこの現象を「ジャネーの法則」と呼ぶそう。

 

ジャネーの法則

主観的に記憶される年月の長さは年少者にはより長く、年長者にはより短く評価されるという現象を心理学的に解明した。

さらに、

簡単に言えば生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢の逆数に比例する(年齢に反比例する)

例えば、60歳の人間にとって1年の長さは人生の60 分の1ほどであるが、6歳の人間にとっては6分の1に相当する。よって、60歳の人間にとっての10年間は6歳の人間にとっての1年間に当たり、6歳の人間の1日が60歳の人間の10日に当たることになる。

 

 

ジャネーの法則は「年を取るほど体感時間が短くなる」という現象を説明するための1つの考え方です。

必ずしも全員がこの法則にのっとった時間の感じ方をしているとは限りません。

 

しかし実際に時間が早く過ぎると感じるようになった人は、同じことを繰り返す日常になっていないか、学ぶことを忘れていないかなど自分の時間の使い方を見直してみるといいでしょう。

 

60歳になっても、毎日が新鮮。

 

毎年、1年を振り返った際に、充実感や満足感をしっかりと実感できる、そんな生活を送っていれば、年齢に関係なく、時間は平等に流れるのかもしれません。

そんな大人になりたいものです。自戒の念をしっかりと込めて。