読書の秋
秋と言えば皆さんは何を思い浮かべるでしょうか。
食欲の秋やスポーツの秋など、夏を超えて秋は涼しくなり、食べ物がおいしくなり運動をするのにも気持ちの良い気候となります。
そんな何を始めるのにも最適な秋ですが
今日は“読書の秋”についてお話ししたいと思います。
みなさんは、どのくらい読書していますか?
月に何冊位読めばいいのでしょう?
「月に5冊は読んでる。」
「月に1冊しか読む時間がない。」
など様々だと思いますが、語彙力を鍛えるためには月に7冊読むことが推奨されています。
そしてその7冊はさまざまなジャンルの本を読むと尚良いとの結果が出ています。
では月に7冊読んでいる日本人はどれくらいいると思いますか??
実は月に7冊の本を読破している人は全体の3.2%しかいないというアンケート調査が出ています。
(意外と少ないですよね)
そもそも“読書の秋”となぜ言われるようになったのか。
一説には文豪 夏目漱石が関係していると言われています。
夏目漱石の書いた作品に「三四郎」という小説がありますが、この作品において古代中国の詩人である韓愈の「灯火親しむべし」という詩を取り上げたことから
「秋の夜は過ごしやすく読書をするのに最適な季節」=“読書の秋”に繋がり広まっていったそうです。
今では誰もが思い浮かべる秋のイメージですが、由来を知るとまたその趣を感じることができるのではないでしょうか。
人それぞれ秋の楽しみ方は異なると思いますが、趣を感じながらそれぞれの秋を精一杯満喫しましょう。