梅雨の蒸し暑い日が続きますが、いかがお過ごしですか?日々、緊張の抜けない毎日ですが、日常が少しでも戻ってくるといいですね。今週は、七夕がありました。短冊には何を書きましたか?

さて、前回はキシリトールは何かと、お話させていただきました。
今回はキシリトールの効果的な使い方についてです。

キリシトールは、どうやってとり入れるの?
『キシリトール配合』とパッケージに記載されていると、歯に良いイメージがありますよね。
でも、待って下さい。キシリトールと書いてあれば、必ずしも虫歯予防につながるわけではありません。
市販のものには、たくさんの別の甘味料が混じっている場合が、多くあります。

※効果が期待できるのは、口の中に長く置いていられるキシリトールガム、キシリトールタブレットに限られてしまいます。
キシリトールを含んでも、これ以外のお菓子、食品、ケーキ、ジュース類には虫歯予防の効果は期待できません。

市販のガムやタブレットとは?

また、市販のガム、タブレットでも注意しなければならないのが、キシリトールの含有量です。
他に、発酵性の別の甘味料が、入っていないものを選ぶ必要があります。
シュガーレス、糖類0gが、理想ですが、選ぶ時は、キシリトールの配合50%を超えているものを選んで下さい。


どうやって選ぶの?

食品表示を見てください。

 

キシリトール(g)÷炭水化物(g)

                       =含有率

虫歯の予防効果は50%以上
理想は100%です。

※オーラルケアキシリトールガムパッケージより参照

キシリトール摂取の目安
幼児〜小児  0.5g〜1g
成人  5g〜10g


もっと詳しくお知りになりたい方は、歯科衛生士にお声かけください。 
※キシリトールは、医薬品ではありません。

 必要以上に摂取すると、体質によって下痢をすることがあります。 

最後に、今まで、お砂糖、虫歯の原因、キシリトールについてお話しさせていただいてきました。

キシリトールには、虫歯予防があるとは、お話ししましたが、キシリトールを用いれば虫歯にならないわけでも、虫歯が治るわけでもありません。
虫歯にならないように、1番大切なことは、ご自身の歯に関心を持っていただき、しっかり、毎日しっかりとブラッシングしていただくこと。規則正しい食生活を送っていただくことです。
キシリトールは、あくまで補助的なものとして考えて下さい。

そして、定期的な歯科医院でのチェックも忘れないでください。